Untitled RSS

Archive

Mar
31st
Tue
permalink
いろんな書き方があるので、
 どんなふうに書きだしたらいいのか、
 頭のなかの材料をこねくりまわしていたのですが、
 あれこれ考えずに、書きだしてみます。
 
 土屋耕一さんが亡くなりました。
 ぼく個人にとって、
 コピーライターといえば土屋さんでした。
 こういう仕事がしてみたいとか、
 こんなふうな居方はかっこいいなぁとか、
 ああ、こういうふうに書くのかとか、
 いわば、憧れていた人でした。
 土屋さんは、コピーライターの仕事を、
 花火師の花火に喩えたことがあります。
 そのときだけで消えてしまうんだ、と。
 それでいいんだと言っていたと思います。
 ぼくも、その考えにとても納得していました。
 
 ぼくと10歳年の離れている妻が、
 その土屋耕一さんがどんなコピーを書いたのかと、
 同業者であるぼくに質問をしてきました。
 ぼくは、いつか見た花火を説明するように
 土屋さんのコピーを口で言いました。
 「おれ、ゴリラ。おれ、景品。」というのが、
 ぼくのとても好きなコピーでしたが。
 
 いつかお別れするんだと知っていれば、
 と、お別れしてから思うことが多いです。
 思えば、どなたとも、いつかはお別れするんですよね。
 土屋さん、後先になってしまましたが、
 いろいろありがとうございました。
 
・たくさんの変化が、あちこちで起こっています。
 「横じゃなく、前を見て歩く」と、
 まじないのように唱えながら日々を送ろうと思います。
 横ばかり見ている人と、横ばかり見ている人が、
 集まっていつまでも話をしていても、
 前がどっちだかわからないですもんね。
 
今日も「ほぼ日」に来てくれて、ありがとうございます。